鍼灸は何に効く?特徴や効果について解説

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鍼灸は何に効く?特徴や効果について解説

更新日: 2023-11-16鍼灸について
鍼灸は何に効く?特徴や効果について解説

鍼灸という言葉について、聞いたことはあるけれどあまりなじみがないという方は多いのではないでしょうか。
体に鍼を刺すことや、お灸に対して「痛そう」「熱そう」といったイメージがあるという声も多く聞かれます。
今回は、鍼灸がどのように体に作用するのか、その効果や特徴について解説していきます。

鍼灸とは

鍼灸は一般的に「はり・きゅう」または「しんきゅう」と呼ばれます。
具体的に鍼灸とはどのような治療法なのでしょうか。

鍼灸の治療法

鍼灸施術とは、疾患や症状に適した経穴(ツボ)に物理的な刺激を与えることによって起きる体の反応を利用するものです。
この施術は東洋医学に基づいた伝統的なもので、もともとは紀元前の中国で生まれ、日本には6世紀の飛鳥時代に伝わったといわれています。
鍼灸のメカニズムは近年では欧米でも注目され、WHO(世界保健機関)もその有効性を認めるようになりました。

鍼(はり)について

鍼治療とは、ステンレス製あるいは銀製などの金属の細い針を皮膚に刺してツボを刺激する施術です。
鍼治療で使用する鍼は注射針よりも細く、直径0.12〜0.18mm程度の髪の毛の細さくらいのものを使用するため、痛みを感じることはほぼありません。
体に刺した鍼は皮膚を通過し、手技を交えながら適切な深さで筋肉や神経を刺激します。
痛みに弱い方や、小児用の治療として、刺さずに鍼を皮膚に接触させたり、押圧(固くなっている筋肉を押すこと)したりする鍼治療も存在します。

灸(きゅう)について

灸治療とは、もぐさを皮膚に置いて燃やし、熱でツボを刺激する施術です。
もぐさとは、乾燥させたヨモギの裏側にある柔毛と呼ばれる白い毛だけを集めたもの。
灸の方法には、もぐさを直接皮膚の上に乗せて着火させる直接灸と、皮膚との間をあけて行う間接灸などがあります。
間接灸は、皮膚との間に味噌や薄く切ったしょうが、にんにくなど、熱の緩衝材になるものの上でもぐさを燃焼させることで、薬効成分を皮膚に浸透させるとともに熱さを和らげます。

鍼灸の効果について

ツボが描かれた人体模型

鍼灸の効果が出る仕組みは、ツボへの刺激によって、本来人間が持つ力を引き出すことにあります。
ここでは鍼灸の効果が出る仕組みについて、具体的にご紹介していきます。

鍼灸はなぜ効くのか?

人間の体には、病気やケガを自分で治す自然治癒力や、外から入ってくる病原体から身を守る免疫力、痛みを抑制する力などが備わっています。鍼灸の施術では、人間が持つこの力を利用しています。
鍼や灸によって、意図的に皮膚や筋肉に微細な傷や目に見えない小さな火傷を作り、人間の体から自然治癒力や免疫力、痛みを抑制する力を引き出すのです。
また、鍼や灸による皮膚や筋肉への刺激を受けると、体のあらゆる器官を調整する働きを持つ自律神経が反応します。
その結果、血圧が調節されたり、ホルモンバランスが整えられたり、免疫系が活性化したりなどの広範な効果が引き起こされます。

経穴(ツボ)とは

人間の体には、病気やケガを自分で治す自然治癒力や、外から入ってくる病原体から身を守る免疫力、痛みを抑制する力など東洋医学の考えでは、全身を気(エネルギー)と血(血液)、水(体内の水分)の3つが循環して体のバランスが保たれている状態が健康状態とされています。
このうち、気・血の通り道は経絡と呼ばれ、経絡が交わるポイントが経穴で、一般的には「ツボ」と呼ばれています。
何らかの作用で経絡が滞ってしまうと病に至るといわれ、これを改善するため、また滞らないように、ツボ(経穴)に鍼や灸を施して気血の流れをスムーズにることが鍼灸治療なのです。

鍼灸の効果

鍼灸がもたらす代表的な効果としては、以下のようなものが挙げられます。

1.生体機能の調整
機能低下している状態を活性化させる作用や、痛みなどの体の機能が異常に亢進(こうしん)している状態を抑制させる作用があります。

2.血行の促進
肩こりなど血流が滞っている患部や症状と関連する部位への施術で血管を拡張させ、血行を促します。
また、関節炎などの炎症には患部に集まっている血液を健康な部分に移動させることで、炎症を鎮める作用があります。

3.免疫機能の活性化
細菌やウイルスなどが体内に侵入した時に体を防御するのが、白血球やリンパ球などの免疫細胞です。
鍼灸による刺激は、こういった免疫系の細胞に働きかけて活性化を促したり、ストレスによる免疫低下を予防したりする効果があります。

4.美容効果
鍼灸施術により新陳代謝を活発にして皮膚の機能改善を図ったり、顔面への刺激で表情筋を引き締めてリフトアップしたりする効果があります。

鍼灸で改善される症状について

鍼灸の効果については世界中で実験と研究が進められており、その有効性に関心が高まっています。
先述にあったWHOで鍼灸療法の有効性を認めた症状には、次のようなものがあります。

運動器系

肩こり、五十肩、腰痛、変形性関節症、腱鞘炎、テニス肘など。
鍼灸による筋緊張の調節や温熱効果での血流の改善によって、疼痛を軽減することが可能です。
姿勢や運動の結果、痛みが出現している場合でも、適切な部位への刺激で姿勢や運動を変化させ、疼痛を軽減させることができます。

神経系

自律神経失調症、頭痛、不眠、めまい、神経痛など。
適切なツボへの刺激で自律神経をコントロールしていきます。

消火器・呼吸器系

慢性胃炎、便秘、下痢、気管支炎、食欲不振、鼻炎など。
内臓も自律神経によるコントロールがされています。
胃腸の不調などに対して、本来、あるべき内臓機能の働きへと改善します。

循環器系

冷え性、低血圧による症状、本能性高血圧症など。
筋肉の働きが悪い、または筋肉量が少ないと冷えやすくなります。
冷えに対しては、灸を中心に温めながら鍼を使い、筋肉の働きを高め、温まりやすい体へと改善していきます。

感覚器系

眼精疲労、メニエール病、難聴、耳鳴りなど。
目の疲れ・眼精疲労などの目の周りの運動筋肉の調節機能低下によるものは、目の周囲および後頭部の筋緊張、硬結などの反応が見られるツボに鍼灸治療が行われます。

鍼灸院と整骨院・整体院の違い

ここまで鍼灸について特徴や効果をご紹介してきましたが、体の不調を改善する方法のひとつである整骨・整体とはどのような違いがあるのでしょうか。

施術者に必要な資格の違い

鍼灸院は、「はり師・きゅう師」といわれる国家資格を持つ医療従事者のみが施術所を開設ができます。
国家資格となるため、一定水準の技術が保証されます。
整骨院は「柔道整復師」という国家資格を持った方が開設しているところになり、各種健康保険が適応されます。
整体院は、民間療法であるため国家試験に合格しないと免許がもらえないということはなく、誰でも開設とができますよ。

施術方法の違い

鍼灸院は体の内側の状態を重視し、外側に現れるさまざまな症状から内臓の働きを推察し、それに応じた鍼灸を施すことで心身を整えていく施術です。
整骨院では、外傷からくる急性の痛みに対して、手技で元の位置に戻す整復や固定などを行って症状の改善を図ります。
骨折、脱臼、捻挫、打撲などの治療が専門です。
整体院では、症状の原因を体の外側、つまり筋・骨格系を重視し、骨格バランスを整えたり骨盤を矯正することで症状にアプローチしていきます。

まとめ

鍼灸は人間の持つ自己治癒力をサポートする施術方法です。
肩こりや腰痛などが施術対象であるというイメージが強いかもしれませんが、実際には今回ご紹介したように呼吸器系や消化器系など内臓を含めたさまざまな疾患に有効であることが認められています。
副作用もなく自然な治癒法なので、鍼灸への一歩が踏み出しにくい方も、体の不調にお悩みがある方は鍼灸の施術を受けてみてはいかがでしょうか。

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筆者 リフナビ大阪編集部

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