【セラピスト向け】メンズエステ副業は会社バレに注意！確定申告と税金の話

メンズエステを副業として始めようと考えている方は年々増えています。
ですが、ここで懸念されるのが「副業が会社にバレてしまうのでは？」という問題。
就業規則で副業が禁止されていたり、社内の空気的に言い出しにくかったり…という方は多いはずで、そういった方はできる限りバレずに副業をしたいですよね。
この記事では、メンズエステを副業にする際に会社バレを防ぐための税金や確定申告の基本、実際にバレる原因とその回避方法について、わかりやすく解説していきます。

メンズエステは副業として働けるの？おすすめな理由

結論から言うと、メンズエステは実は副業にとても向いているお仕事です。
まずは、副業としてメンズエステがおすすめな理由を具体的に見ていきましょう。

短時間でも高収入が狙える

メンズエステのお仕事の魅力のひとつが、短時間でもしっかり稼げる点です。
1回の接客で5,000円以上の報酬になることも多く、週に数回、2〜3時間だけの勤務でも月数万円の副収入になることも珍しくありません。
「平日の夜だけ」「土日だけ」など、自分の都合に合わせた働き方ができるため、本業との両立がしやすいのも特徴です。

シフトの自由度が高い

メンズエステは完全自由出勤制を導入している店舗が多く、自分の都合に合わせて勤務日や時間を選べるのが大きな魅力です。
たとえば、週1回の短時間だけ働くことも可能ですし、急な用事が入った場合も無理せず休むことができます。
副業はできるだけ気負わず続けたいものですよね。
だからこそ、シフトの自由度が高いメンズエステは本業がある方にとって非常に相性の良い働き方なのです。

成果がそのまま収入に反映される

メンズエステの報酬は、時給制ではなく歩合制（出来高制）のお店がほとんどです。
そのため、働いた時間ではなく対応したお客様の数や指名数によって収入が決まります。
頑張った分だけ成果が出る環境なので、「限られた時間で効率よく稼ぎたい」という方にとってはかなりやりがいがあります。

年齢や経験に関係なく始めやすい

メンズエステは20代の方はもちろん、30代以上の方も多く活躍しているお仕事。
また、未経験からスタートする方も多いため、初めてのお仕事に不安がある方でも安心して挑戦が可能です。
年齢や実務経験に関係なく勝負できるからこそ、幅広い女性にメンズエステの副業はおすすめなのです。

メンズエステの副業がバレずに働くための5つのポイント

副業としてメンズエステを始める際に、しっかり押さえておきたいのが確定申告と住民税の扱い。
ここを間違えると思わぬ形で会社にバレるリスクが高まりますが、裏を返せば、正しく手続きをすれば安心して続けることも可能ということです。
また、確定申告や住民税関連以外でも気を付けたいポイントがあるので、まとめてみていきましょう。

確定申告は「雑所得」か「事業所得」で申告する

メンズエステの報酬は、基本的にお店と雇用契約を結ばない業務委託の形になることが多く、その場合の収入は「雑所得」または「事業所得」として扱われます。
本業が会社員の場合、本業の収入とは別に年間20万円以上の副収入がある場合は確定申告が必要。
ただしメンズエステで稼いだ収入が20万円以下であっても、住民税の申告は必要になるケースがあるので注意しましょう。

住民税は「自分で納付（普通徴収）」を選ぶ

確定申告の書類を提出する際、住民税の納付方法を選ぶ項目があります。
ここで「給与から天引き（特別徴収）」を選んでしまうと、先ほど解説した通り本業の会社に副業分の住民税が加算されて通知されるおそれがあります。
これを避けるには、「自分で納付（普通徴収）」を選ぶのがポイントです。
そうすれば、住民税の通知が会社ではなく自宅に届くようになり、副業の存在を知られるリスクを下げることができます。

信頼できるお店を選ぶ

まず大切なのが、副業先として信頼できるメンズエステを選ぶこと。
個人情報の取り扱いがずさんなお店や、SNSに勝手に顔写真を掲載してしまうようなところでは、身元バレのリスクが高まってしまいます。
顔出しNGで働ける、在籍情報の管理が徹底されているなど、身バレに配慮してくれる店舗かどうかを事前にしっかり確認しましょう。

顔出しや写メ日記の投稿は慎重に

写メ日記やプロフィール写真での顔出しが原因で知人に気づかれてしまうケースは少なくありません。
副業で働く場合は、顔を隠したり、マスクやスタンプを使うなど、身バレ防止の工夫をしておくと安心です。
また、出勤日やエリアが特定されやすい投稿内容も控えるようにしましょう。
自分では気づかなくても、意外なところから情報が広がってしまうこともあります。

職場の人間関係に気をつける

意外と盲点になりがちなのが、職場でのちょっとした会話や人間関係。
副業していることを何気なく話したことがきっかけで噂になり、最終的に上司の耳に入ってしまうケースもあります。
親しい同僚でも「絶対に話さない」とは限らないもの。
安心して副業を続けるためには、プライベートなことは必要以上に話さない意識も大切です。

副業がバレたくないからと確定申告をしないとどうなる？リスクをご紹介

「確定申告の際に会社バレしないようにするのが面倒…」
「そもそも副業分くらい確定申告しなくてもよくない？」

このように考えている方もいるかもしれませんが、実は副業で得た収入をそのままにしておくのはとてもリスクが高い行為です。
最後に、副業バレ防止のために確定申告を怠ってしまった場合のリスクについても確認しておきましょう。

店舗への税務調査で脱税がバレる

税務署がメンズエステのお店に調査を行うことは珍しくありません。
調査が入ると、過去の支払いや在籍していたセラピストの情報を提出するよう依頼されることがあります。
お店によっては提出を断るケースもあるようですが、多くは協力的な対応を取るため、結果的に名前や報酬額が税務署に渡るおそれがあります。
その後、税務署はその情報をもとにデータベースを照合し、確定申告がなされていない場合には自宅へ連絡が届いたり、調査の対象となることもあります。

支払調書や銀行口座の履歴からも把握される

きちんと運営されているメンズエステでは、セラピストに支払った報酬を「支払調書」という形でまとめ、税務署に提出しています。
これらの情報は市区町村に回されるため、あなたの収入はすでに自治体側に共有されていると考えておいたほうがいいでしょう。
また、報酬の振り込み記録が銀行口座に残っている場合も、税務署が調査に活用することがあります。
メンズエステのお給料は現金手渡しが多いとはいえ、その記録はお店がしっかりと取っているので、もしもの時の言い逃れは厳しいと思っておいた方が良いです。

少額でも無申告は悪質と判断される

副業での収入はそこまで多くないから大丈夫と思いがちですが、申告していないこと自体が問題と見なされます。
実際、年間100万円以下の副業収入であっても、税務調査の対象となったケースはあります。
特に所得税の申告義務がない場合でも、住民税の申告は必要になるケースがあります。
稼いだ額が20万円未満だからといって安心して何も申告しないでいると、あとでペナルティを受けるおそれがあるので注意しなければなりません。

追徴課税や延滞税のリスクも

無申告が発覚した場合、通常の税金に加えて「加算税」や「延滞税」が上乗せされることがあります。
一度に高額な請求が届くと、精神的な負担も大きくなります。
最悪のケースでは、会社にバレる以上に自分自身の信用を失ってしまうことにもつながりかねません。
会社バレを恐れて何も手続きをしないのではなく、最初から正しい方法で申告しておくことが、実は一番安全な選択です。
不安な場合は税務署の無料相談や、信頼できる税理士に話を聞いてもらうのも良いでしょう。

まとめ

メンズエステでの副業は短時間でもしっかり稼げて、自由な働き方ができる魅力的なお仕事です。
ですが、「会社にバレるかも…」という不安があると、せっかくの副収入も心から喜べなくなってしまいますよね。
実際に副業がバレる原因の多くは、住民税の処理ミスや確定申告をしていないことによるもの。
つまり、税金の手続きをきちんと行っておけば、会社にバレずに働き続けることは十分可能です。

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