【セラピスト向け】メンズエステで派手なネイルはNG？OKなデザインと注意点まとめ

ネイルがおしゃれの一部になっている今、指先まできれいに整えておきたいと考えるセラピストは少なくありません。
しかし、メンズエステで働くとなると「このネイル大丈夫かな？」「派手すぎるって思われないかな…」と不安になることもありますよね。
施術中はお客様の肌に直接触れるからこそ、指先の印象は意外と見られているもの。
だからこそ、好印象を与えるネイルのポイントや避けたほうがいいデザインを知っておくことが大切です。
この記事では、メンズエステで働くセラピストが押さえておきたいネイルの基本ルールと、現場でよくある注意点をまとめました。

メンズエステでネイルをしても大丈夫？

ネイルを楽しみながら働けるかどうかは、多くのセラピストが気になるポイントなのではないでしょうか。
メンズエステのお仕事を選ぶ女性は、その自由度に惹かれている方も少なくないはず。
だからこそ、ネイルも楽しみつつ働くことができたら理想的ですよね。
結論から言うと、メンズエステにおいて「ネイルOK」という店舗が多いのが実情です。
実際に、ネイルをしてメンズエステで働いているセラピストはたくさんいます。
とはいえ、一概に「ネイルOK」といっても、お店によっては雰囲気や方針に合わせた細かなルールがある場合もあるため、ネイルの可否については事前に確認しておくのがおすすめ。
特に面接や体験入店の際に「ネイルをしていても大丈夫ですか？」と聞いておくと安心してお仕事をスタートできます。
その際には、お店側としてどの程度のネイルが許容範囲か、確認しておくと良いでしょう。
また、「ネイル＝派手」という印象があるかもしれませんが、実際には身だしなみのひとつとして、爪先まで気を配り整っていることを重視しているお客様もいらっしゃいます。
お店のルールを重視しつつ、おしゃれと清潔感のバランスを意識して、自分に合ったスタイルで無理なく楽しむことが大切です。

メンズエステで派手なネイルはNG！その理由

メンズエステにおいてネイル自体はOKでも、派手すぎるデザインは注意されることがあります。
なぜなら派手過ぎるネイルは、メンズエステの施術においてリスク・デメリットがあるからです。
まずは、メンズエステで派手なネイルが好まれない理由についてみていきましょう。

お客様の肌を傷つけるおそれがある

メンズエステの施術では、オイルやクリームを使って直接お客様の肌に触れるため、セラピストの指先が常に密着します。
このとき、爪が長かったり爪先が鋭くとがっていたり、立体的なパーツがついていると、お客様の肌に思わぬダメージを与えてしまうことがあります。
指を滑らせる際に爪がひっかかったり、ストーンが肌に当たって痛みを感じさせてしまったり…。
このようなことがあれば、その時点で癒やしの空間も雰囲気も崩れてしまいますよね。
メンズエステにおいてはほんの少しのことでも、お客様の中で「施術が雑」「丁寧さに欠ける」などの不信感につながることもあるため、物理的な安全性はとても大切なのです。

施術に支障が出ることがある

ネイルが長すぎる、形が尖りすぎている、パーツが大きすぎる…こういった状態では、提供できるマッサージのレベルが下がるリスクがあります。
たとえば、指の腹で圧をかける動きや、手のひら全体で滑らせる動きでは、ネイルが派手だと邪魔になってしまい動きがぎこちなくなることも。
無意識のうちに「爪が気になって思い切り圧をかけられない」「パーツが当たらないように気を遣いすぎる」といった状態になってしまうリスクもあり、施術そのものの質にも影響してしまいます。
施術のたびにネイルが気になってしまうようであれば、それはおしゃれではなく仕事の邪魔になってしまいます。
これでは、仕事にしてもネイルにしても不本意であり、もったいないですよね。

見た目が派手すぎると敬遠されることもある

メンズエステに来店されるお客様は、やさしそうな空気感や癒やし系の印象を求めている方が多いです。
そのため、ギラギラしたネイルや明らかに装飾が目立つデザインは求めているものと違うと感じさせてしまうリスクが高まります。
また、セラピスト側はそう思っていなくても、派手なネイルというだけで「キャバクラっぽい」「水商売の人みたい」といった印象を持たれてしまうことも。
実際には違っても、見た目のイメージだけでメンズエステで求められにくい先入観を持たれてしまうのはもったいないことですよね。
落ち着いた雰囲気のなかでゆったり過ごしたいと考えているお客様にとっては、ナチュラルで清潔感のある印象のほうが安心して施術を受けられると感じられることが多いということは、ぜひ覚えておきましょう。

メンズエステでOKなネイルデザインとは？

ネイルそのものがダメというわけではない、でも派手なデザインはお客様ウケが悪い…となると、どんなデザインならOKなのかが気になってきますよね。
というわけでここでは、実際に多くのセラピストが取り入れている、メンズエステで好まれるネイルの特徴をご紹介します。

シンプルで肌になじむ色味のネイル

メンズエステではお客様にリラックスしてもらうことが最優先。
そのため、指先も派手な印象のものではなく、自然な印象で手元になじむデザインが好まれます。
たとえば、以下のような色味が定番人気。

• ベージュ系
• 淡いピンク
• クリア
• ミルキーカラー

また、フレンチネイルやグラデーションも、清楚で上品な印象を与えてくれるため人気があります。
派手さを抑えたナチュラルネイルはお客様の年齢層問わず人気がありますよ。

長さは控えめで短く整えたネイル

長すぎるネイルは、見た目だけでなく施術のしやすさにも影響します。
お客様に触れる場面が多いメンズエステでは、爪の長さを短く整えておくことが基本です。
深爪は避けつつ、指の先端と同じくらいの長さにそろえておくのが理想。
短いからこそ動きがしなやかになり、施術の邪魔になることなく圧のかけ方や滑らかさにも余裕が出てきます。
爪の形もラウンド型やオーバル型がベスト。
尖らせすぎには注意しましょう。

パーツやラメは控えめなネイル

小さなストーンやラメを少し使った程度ならOKとしている店舗が多いですが、大ぶりなパーツやギラつきの強いネイルアートは避けるのが無難です。
ゴテゴテのネイルをした爪を見ると、実際に体に触れられる側のお客様が「これ、大丈夫かな…」と不安になってしまうリスクがあります。
ネイルに多少のデザインを入れたい場合は、目立たないけれど、よく見るときれい、程度のさりげなさを意識すると、センスの良さと清潔感の両立が可能ですよ。
何もしない状態の爪でももちろん構いませんが、セラピストや女性として少しでもオシャレを楽しみたいのであれば、ここまでご紹介したような清潔感×シンプル、なおかつ施術に支障をきたさないデザインがおすすめです。

メンズエステセラピストがネイルを楽しみながら印象アップするコツ

メンズエステでネイルをする際には、派手すぎず清潔感のあるデザインを心がけることが大前提。
そのうえで、おしゃれと好印象の両方を叶えるためには、日々のケアやお店との連携も大切です。
それでは最後に、ネイルを楽しみながらも印象アップにつなげるためのちょっとした工夫をご紹介します。

お店のルールや雰囲気に合わせて調整する

ネイルに関しては店舗ごとにルールや好まれる雰囲気が異なる場合があります。
「ナチュラル系ならOK」「ラメやストーンはNG」など、明確な規定を設けているお店もあれば雰囲気で判断しているところも。
入店前の面接や研修の際に、ネイルはどのくらいまで大丈夫か確認しておくと安心です。
迷ったときは、一度シンプルなデザインにしてから、少しずつ個性を取り入れていくのがおすすめです。

ジェルネイルは定期的にメンテナンスする

どんなに上品なデザインでも、ジェルが浮いてきたり、根元が大きく伸びていたりすると、一気に不衛生な印象になってしまいます。
ネイルが浮いてる＝だらしないと感じられてしまうこともあるので要注意。
ジェルネイルをしている場合は2〜3週間ごとのメンテナンスを意識して、常にきれいな状態をキープしましょう。
ネイルサロンでのオフやリペアのタイミングを忘れずにスケジュールに入れておくと、手元の清潔感が保ちやすくなります。

施術中の手の使い方にも気を配る

ネイルが長め・スクエア型などの場合は、圧をかけるときの角度や手の置き方に注意が必要です。
爪の角が当たらないよう、指の腹をしっかり使って触れるようにすると、お客様の肌にもやさしく触れられます。
また、ネイルの先端で肌を引っかけたり、タオルやオイルが爪の隙間に入り込まないよう、動作を丁寧にゆっくり行う意識を持つとより安心です。

まとめ

メンズエステのお仕事では、手元はお客様の目にも体にももっとも触れるパーツです。
だからこそ、ネイルは単なるおしゃれではなく、接客に大きく影響する部位としての印象作りに大きく関わってきます。
派手すぎるネイルや長すぎる爪は、施術に支障が出たり、不安や違和感を与える原因になりがち。
一方で、ナチュラルで清潔感のある指先はお客様からの好印象につながります。
今回ご紹介した内容を参考に、セラピストとして理想的な手元を目指して、上手にネイルと付き合っていきましょう。

大阪でネイルも楽しめるメンズエステ店を探している方はぜひこちらをご覧ください。
大阪のメンズエステ・リラクゼーションサロンをエリアから探す

【関連記事】
【セラピスト向け】メンエスは30代以上でも働ける？