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按摩(あんま)とは? マッサージとの違いについても解説

更新日: 2024-07-04按摩(あんま)について
按摩(あんま)とは? マッサージとの違いについても解説

按摩(あんま)は、古くから日本で親しまれている手技療法の一つ。
筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することを目的としている療法ですが、按摩の詳細やマッサージとの違いについて知らないという方は少なくありません。
そこで今回は、按摩とは一体どういったものなのか、さまざまな角度からわかりやすく解説していきます。

按摩とは?基本的な知識をわかりやすく解説

按摩についてなんとなくイメージはあるものの、いまいちピンとこないという方は多いです。
まずは、按摩の基本的な定義とその歴史について解説していくので、按摩の基礎知識として参考にしてください。

按摩の基本的な定義と概要

按摩とは、手や指を使って筋肉を揉みほぐし、体の調子を整える手技療法のこと。
按摩の施術は筋肉の緊張を和らげることで血行を促進し、体全体のバランスを整えることを目的としています。
按摩の基本技法には、「押す」「揉む」「叩く」などの動作が含まれ、これらの技法を組み合わせることで、体の深部まで効果的にアプローチします。
特に肩こりや腰痛、筋肉の疲労回復に対して高い効果が期待できるのが特徴です。
また、按摩はリラクゼーション効果も高く、施術を受けることで心身のリフレッシュ効果が得られるのも魅力です。

按摩の起源と歴史について

按摩の起源は、中国にまでさかのぼります。
中国では、古代から「按」と「摩」という手技を用いた治療法が存在していました。
この技法が日本に伝わり、独自に発展したのが按摩です。
日本においては、奈良時代にはすでに按摩が行われていたとされています。
当時の日本は、中国から多くの文化や技術を取り入れており、按摩もその一つでした。
平安時代には、宮廷での健康管理や治療法として広く普及し、武士や貴族の間でも行われるようになりました。
江戸時代になると、按摩は庶民の間にも広まり、特に旅館や温泉地でのサービスとして提供されるようになり、多くの人々に親しまれるようになりました。
この時期には按摩師という専門職も確立されたといわれています。
現代では、按摩は健康増進やリラクゼーションを目的とした施術として、専門学校での教育や国家資格の取得が必要とされるなど技術と知識の専門性が高められています。

按摩とマッサージの違いを3つの角度からご紹介

按摩とマッサージはどちらも体をほぐしリラクゼーションを目的とした手技療法です。
しかし、その定義や技法、目的には違いがあることをご存じでしょうか。
ここでは、按摩とマッサージの違いを3つの角度から詳しく解説します。

定義の違い

按摩とマッサージの定義には明確な違いがあります。 
按摩は、主に日本や中国で発展した伝統的な手技療法であり、指や手のひらを使って体の筋肉や体内のエネルギーの通り道(経絡)に働きかけるのが特徴。
 一方マッサージは、一般的に西洋医学に基づいた手技療法を指し、筋肉や結合組織に対して施されます。

技法の違い

按摩とマッサージは技法にも違いが現れています。
按摩の技法は、指圧や揉みほぐし、叩打(たたき打ち)など、多様な手技を組み合わせたものであり、体の中心から手足などへ向かって施術をする遠心性です。
一方でマッサージの技法は、滑らかなストロークや深い圧を用いたものであり、心臓に向かってほぐしを進める求心性です。

目的の違い

按摩とマッサージは目的においても若干の違いがあります。
按摩は主に経絡やツボを刺激することで体内のエネルギーのバランスを整え、全身の健康を促進することを目的としています。
そのため、体の内側からの改善を目指し、リラクゼーション効果だけでなく内臓機能の改善や体調管理にも効果的です。
一方マッサージの目的は、体の面で言えば筋肉の緊張を緩和し、血行を促進すること。
筋肉の回復や柔軟性の向上を目的として行われることも少なくありません。
また、精神面ではストレス解消や精神的なリフレッシュ効果を得るという部分を重視しています。
一見、似通った施術のように思える按摩とマッサージですが、細部を見ると絶妙に異なるものであることがわかりますね。

按摩の効果とは?施術を受けるメリット

マッサージを受ける女性

按摩の効果は多岐にわたり、施術を受けることによりさまざまなメリットをもたらしてくれます。
ここからは、按摩の具体的な効果について詳しく解説していきます。

筋肉の緊張緩和と柔軟性向上

按摩の施術において指圧や揉みほぐしの技法を用いることで、筋肉のこりを解消し、柔軟性を高めることができます。
これにより、運動後の疲労回復や日常生活での体の動きがスムーズになり、快適さが増すというメリットを感じられるでしょう。
特に、肩こりや腰痛など慢性的な筋肉の緊張を感じている方には、按摩は非常に有効な手段だと言えます。

血行促進と代謝改善

按摩の技法には血行を促進する効果もあります。
筋肉を圧迫し、揉みほぐすことで血液の流れが良くなり、全身に酸素と栄養が行き渡るのです。
これにより、細胞の修復や再生が促進され、新陳代謝が活発化します。
結果として体内の老廃物が排出されやすくなり、体の巡りそのものの改善にも期待できます。

さまざまな体の不調の改善に期待できる

按摩はさまざまな体の不調を改善するための有効な手段でもあります。
按摩で改善できるとされる不調の例は以下の通り。

  • 肩こり
  • 腰痛
  • 消化不良
  • 便秘
  • 冷え性

按摩の施術を受けることにより体全体のバランスが整い、自然治癒力が高まるため、長期的な健康維持にも役立つでしょう。

心の健康維持

按摩は、体だけでなく精神面にも良い影響を与えます。
施術中にリラックスできることでストレスが軽減され、日常の疲労から解放されるのです。
精神的な健康が向上すると、睡眠の質の改善や生活の質の向上といった別のメリットも付随してきます。
体と心を同時にケアできることも、按摩の強みだと言えるでしょう。

按摩に関する豆知識3選

最後に、知っておくと役立つ按摩に関する3つの豆知識をご紹介します。

按摩は健康保険が使えるケースがある

按摩の施術には健康保険が適用されるケースがあります。
医師の診断書が必要な場合が多く、特定の症状に対して医療目的で行われる施術が対象です。
該当する代表的な例は、慢性的な肩こりや腰痛、リハビリテーションの一環としての按摩。
健康保険が適用される場合は自己負担額が軽減されるため、定期的な施術を受けやすくなります。
ただし、施術を受ける前に、保険適用の条件や手続きを確認することは忘れないようにしましょう。

あん摩マッサージ指圧師は国家資格が必要

按摩の施術を行うためには、あん摩マッサージ指圧師の国家資格が必要。
この資格を取得するためには、専門の養成施設で一定期間の教育を受けた後、国家試験に合格する必要があります。
試験では、解剖学や生理学、病理学などの基礎知識に加え、実技試験も行われます。
按摩を行う施術者は、れっきとした国家資格をクリアしたプロに限られるのです。

「按摩」をテレビ・ラジオで聞かない理由

按摩という言葉は普段テレビ番組やラジオで目、耳にすることはほぼありません。
というのも、按摩という言葉は放送禁止用語としての扱いをされているからです。
以前一部の人々が視覚障害を持つ方のことをあんまさんと呼んだ、というのが放送禁止用語になった理由とされています。(諸説あり)
ただし、医学的な文献や専門的な場では、「按摩」という言葉が正式に使用されることが多々あります。
メディアでは按摩のことを「マッサージ」「指圧」と表現していますが、これが原因でそれぞれの手技が同一のものだと考える方が増えています。
しかしこれらは厳密に言うと異なる理論や手技で実践されているため、正しい知識を持つことが大切です。

まとめ

按摩とは、筋肉の緊張緩和や血行促進、体の不調改善、心身の健康維持に効果的な手技のこと。
中国を起源とし日本では奈良時代から行われている歴史がある療法です。
マッサージと混同されてしまいがちですが、実は定義や技法、目的に違いがあります。
正しい知識を持って、自分にはどの手技がもっとも必要・適切であるか見極めることが、心身の健康を維持するためには重要なことだとぜひ覚えておきましょう。

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筆者 リフナビ大阪編集部

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