メンズ脱毛の種類5選！方法別のメリット・デメリットも解説

ムダ毛処理と言いえば「女性の身だしなみで、男性には関係がない」と考えている方も多いかもしれません。
しかし、最近では自身の体毛を気にしているという男性は、7割を超える（※1）データがあります。
これは『メンズ脱毛』がどんどん一般化していると考えられる、一つのデータとして挙げられるのではないでしょうか。
そこで今回は、メンズの脱毛方法を5つに分けて、それぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。
リスクや注意点を意識せずに自己処理してしまうと、肌トラブルに発展するかもしれません。
それぞれの脱毛方法のメリット・デメリットを理解したうえで、自分の最適な方法を選択してみてください。
※1 男性向け総合美容『ゴリラクリニック』調べより

メンズ脱毛の方法を5つご紹介

今回ご紹介するメンズの脱毛方法は次の5つです。

• 脱毛クリーム｜とにかく安価で脱毛できる
• ブラジリアンワックス｜VIOラインをメインに脱毛できる
• フラッシュ脱毛｜サロンでも自身でも施術可能
• ニードル脱毛｜永久脱毛の効果を得られる
• 医療レーザー脱毛｜高い安全性が魅力

なお、これらの方法には、メリット・デメリットの両面が存在します。
「費用を安く抑えたい」「確実に脱毛したい」など、それぞれの希望に応じられる方法を選択しましょう。
肌トラブルのリスクを抱えている方法も存在しますので、肌が弱い方は特に注意して脱毛方法を選択することがおすすめです。

脱毛クリーム｜とにかく安価で脱毛できる

脱毛クリームによる脱毛方法は、最も手軽といえます。
市販されている脱毛クリームを利用して、自宅でムダ毛処理できる点が特徴です。
費用の面でも、1,000円～3,000円程度で済ませられます。
痛みもほとんどないので、手軽に脱毛をしたい方にはおすすめです。

脱毛クリームで脱毛するメリット

脱毛クリームのメリットは、自宅で手軽に、かつ費用もかけずに脱毛ができる点です。
脱毛クリーム自体も医薬品ではないので、誰でも簡単に手に入れられます。

脱毛クリームで脱毛するデメリット

脱毛クリームのデメリットは、永久脱毛ではない点です。
脱毛クリームは、肌表面の毛を溶かして脱毛しているため、しばらく経てば毛が生えてきます。
また、基本的に刺激性が強いクリームですので、肌が弱い方などが利用すると炎症やアレルギー反応が出てしまう場合があります。
「ムダ毛は常にない状態にしたい」と考える方であれば、頻繁にクリームの使用が必要になるので、手間が掛かかったり肌トラブルのおそれがあったりする点は大きなデメリットとなるでしょう。

ブラジリアンワックス｜VIOラインをメインに脱毛できる

ブラジリアンワックスでは、VIOラインの脱毛をメインとして行います。
使用方法は、ワックスを塗布し、冷えて固まった後に、毛ごとワックスを剥がす脱毛方法です。
楽天などの大手通販サイトでもさまざまな種類のブラジリアンワックスが販売されているため、気になる部位を手軽に脱毛できるでしょう。

ブラジリアンワックスで脱毛するメリット

ブラジリアンワックスのメリットは、ワックスを塗布した場所をまとめて脱毛できる点です。
また、抜いた毛はワックスに付着している為、脱毛クリームなどよりも後処理が楽であることもメリットとして挙げられます。
脱毛クリームの様に、毛を溶かす訳ではありませんし、薬剤も低刺激です。

ブラジリアンワックスで脱毛するデメリット

ブラジリアンワックスのデメリットは、強い痛みを伴う点です。
ワックスに付着した毛を力づくで抜く方法であることが原因として挙げられます。
また、基本的には「現在生えている毛を根こそぎ抜く」という考えであり永久脱毛ではありません。
痛みに関しては、脱毛サロンに従事しているプロに行ってもらえば少ないといわれていますが、自身で行う場合にはそれなりの覚悟が必要です。
なお、毛を抜く方法であることから、抜いた際に毛根部分が摩擦により炎症を起こす『毛嚢炎（もうのうえん）』になる場合もあります。
サロンなどでは、プロが行うのである程度安心できますが、自宅で行う場合は注意しましょう。

フラッシュ脱毛｜サロンでも自身でも施術可能

フラッシュ脱毛とは、専用の脱毛器を使用して脱毛する方法です。
「脱毛器の光が毛のメラニン色素と反応して、毛根にダメージを与え、毛を抜き取る仕組み」です。
元々は脱毛サロンなどでしか施術できませんでしたが、最近では、小型化された家庭用脱毛器なども販売されており、自身での施術も可能です。

フラッシュ脱毛のメリット

フラッシュ脱毛の最大のメリットは、お得、かつ手軽に脱毛ができる点です。
光脱毛器は、メーカーによって価格が異なりますが、安い物であれば1万円以下で購入できます。
広範囲の脱毛を考えると、頻繁に購入する必要があるクリームやワックスよりも低コストでの脱毛が可能です。
自宅で行える脱毛方法であれば、最も手軽でお得な脱毛方法といえるでしょう。

フラッシュ脱毛のデメリット

フラッシュ脱毛のデメリットは、永久脱毛ではないことと、皮膚障害のリスクがある点です。
フラッシュ脱毛器は、一部商品に「永久脱毛」ができそうな謳い文句で販売されている物もあるため、注意しましょう。
日本国内では永久脱毛の効果を謳った医療器具を、医師免許を持たない方に販売する事が禁じられています。（薬事法 第23条の2）
そのため、市販されている個人用の脱毛器には永久脱毛効果はありません。
また、サロンでフラッシュ脱毛の施術を受ける場合でも、医師免許を持たない方が永久脱毛の効果が得られるような出力で施術する事は禁止されています。（医師法17条）
したがって、自宅やサロンで行うフラッシュ脱毛では、永久脱毛をできないことを心得ておきましょう。
皮膚障害については、機械の出力ミスで火傷や毛嚢炎などのトラブルになることがありますので、使用する器具の信頼性にも注意が必要です。

ニードル脱毛｜永久脱毛の効果を得られる

ニードル脱毛では、微弱な電気を流して発毛組織を破壊して脱毛します。
『絶縁針』を使用した脱毛は、FDA（米国食品医薬品局）が唯一「永久脱毛」と認めている脱毛です。
ただし、専門的な施術が必要なので、絶縁針は医療機関でしか使用する事ができません。
通常のサロンなどでは、『ニードル針』を使用して施術します。

ニードル脱毛のメリット

『絶縁針』を利用したニードル脱毛のメリットは、1回の施術で確実な『永久脱毛』効果が得られることです。
肌や毛の色によって精度に変化がない点も、メリットとして挙げられます。

ニードル脱毛のデメリット

ニードル脱毛のデメリットは、非常に強い痛みを伴う場合がある点です。
毛穴に直接電流を流し込むため、痛みが苦手な方には不向きな施術であるかもしれません。
また、毛穴一つ一つに針を差し込む施術ですので、一回の施術にかかる時間が長い点もデメリットとして挙げられます。

医療レーザー脱毛｜高い安全性が魅力

医療レーザー脱毛は、現在主流になっている脱毛方法です。
フラッシュ脱毛と似ていますが、医療レーザー脱毛ではレーザーを照射して、毛を焼き切る方法で施術されます。

医療レーザー脱毛のメリット

医療レーザー脱毛のメリットは、永久的な脱毛効果がある点です。
早ければ1年ほどで永久脱毛の効果を得られて、ムダ毛の悩みから解放されることもあります。
確実に高い脱毛効果を得たいのであれば、医療レーザー脱毛が最もおすすめです。

医療レーザー脱毛のデメリット

医療レーザー脱毛のデメリットは、施術費用が高額である点と、色素が濃い又は薄い方は思うように施術できない場合がある点です。
医療用レーザーは、黒色に反応してエネルギーを出す仕組みなので、白髪の方や日焼けで肌の色素が濃い方は施術できない場合があります。
医療レーザー脱毛は、ブラジリアンワックスやクリームによる脱毛とは違い、低コスト・手軽とはいかない脱毛方法だと覚えておきましょう。

ムダ毛処理で気を付けること

男性の場合、ムダ毛処理をしたことがなく、慣れていない方が多いのではないでしょうか。
どれくらいのペースで行うべきか分からなければ、ついムダ毛処理をやりすぎてしまい、肌トラブルを起こすこともあります。
例えば、カミソリ負けをして肌が赤くなったり、脱毛後に毛穴に細菌が入り炎症を起こしたりすることもよくある失敗例です。
ムダ毛処理をする際には、清潔感を維持する、ヒゲだけはきれいに脱毛するなど、自分で目的やイメージをもって行うように気をつけましょう。

まとめ

『メンズ脱毛』には、さまざまな方法があります。
それぞれの方法ではメリット・デメリットが大きく異なるため、自分自身に最適な脱毛方法を見つけるのは難しいかもしれません。
そこで、得られる効果ごとにおすすめの脱毛方法を以下にまとめました。

＜とにかく高い脱毛効果を得たい(永久脱毛したい)場合＞

• ニードル脱毛
• 医療レーザー脱毛

＜手軽にムダ毛処理がしたい場合＞

• 脱毛クリーム
• ブラジリアンワックス
• フラッシュ脱毛

自分で施術する場合には、必ず薬品などの説明書を読み、正しい使い方を心がけましょう。
サロンや医療機関ではカウンセリングが実施されるため、事前に疑問や不安を解決させてから施術できます。

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