【セラピスト向け】メンズエステで恋愛に発展する？対処法まとめ

メンズエステの仕事をしていると、お客さんから好意を抱かれることは珍しくありません。
個室空間で1対1で施術を行うというシチュエーションから、セラピストに対して特別な感情を抱くお客さんは少なくないのです。
しかし、仕事として接しているのに、相手が本気になってしまうとどう対処すればいいのか悩みますよね。
本記事では、お客さんがセラピストに恋愛感情を抱く理由や、恋愛に発展する可能性、さらにお客さんの「ガチ恋」にどう対応すればよいのかについて詳しく解説します。

メンズエステでお客さんがセラピストに恋愛感情を抱く理由

メンズエステでは、お客さんがセラピストに特別な感情を抱いてしまうことが少なくありません。
正直お客さんから一方的に好意を抱かれても困ってしまいますよね。
まずは、お客さんがセラピストに恋愛感情を抱いてしまう主な理由をご紹介します。

メンズエステならではの距離感が影響する

メンズエステでは、施術を行うにあたりセラピストがお客さんの体に触れることになります。
リラックスや癒やしを提供するための施術ではあるものの、日常生活で誰かと長時間密接に関わる機会はあまりないため、セラピストとの触れ合いを新鮮に感じたお客さんがそれを恋愛感情と結びつけてしまうのはよくあることです。
また、施術中はセラピストが優しく声をかけたり、丁寧に対応したり、時にはお客さんの悩みや愚痴を聞いたりする場面もあります。
このシチュエーションは、仕事や人間関係で疲れているお客さんにとって「この人だけが自分を理解してくれる」と思い込んでしまいやすく、恋愛感情へと発展することがあるのです。

女性との接点が少ないお客さんが勘違いしてしまう

メンズエステに来るお客さんの中には、普段女性との接点が少ない方もいらっしゃいます。
プライベートで女性との関わりが少ない方や、恋愛に対して消極的なお客さんは、セラピストの接客としての細やかな気遣いを、自分に向けた特別なものなのでは…と勘違いしてしまうことが珍しくありません。
その結果「このセラピストは自分に好意を持っているのでは？」とどんどん勘違いが暴走してしまい、次第に恋愛感情へと発展していくのです。

メンズエステは容姿レベルの高いセラピストが多い

メンズエステはお店側が容姿も重視して採用を行うので、容姿レベルの高いセラピストが集まります。
また、セラピスト自身も美容やスタイル維持に気を配る方が多く、お客さんから見ても魅力的な女性として映ります。
結果、ひと目ぼれしセラピストの美しい容姿や整った身だしなみに惹かれてしまうお客さんも珍しくありません。

メンズエステでお客さんと恋愛に発展することはある？

お客さんから好意を抱かれやすいメンズエステセラピストですが、実際に恋愛関係に発展することはあるのでしょうか？
結論から言うと、メンズエステでお客さんとセラピストが恋愛関係になるケースはゼロではありません。
ただ、これはかなり珍しい例であり、だいたいはお客さんからセラピストへの一方的な好意で終わります。
もちろんお客さんがよほど魅力的な人物で、セラピスト側から好意を抱くようなことがあれば、2人が恋愛関係になることはあるでしょう。
しかしメンズエステのお店の多くは、お客さんとセラピストが恋愛関係になることを禁止しています。
その理由については次の項目で詳しく解説していきます。

お客さんと恋愛関係になることを禁止しているメンズエステが多い理由

メンズエステでは「お客さんと恋愛関係になるのは禁止」とルールを設けているお店が多いです。
ここでは、お店側が恋愛禁止のルールを設ける背景について詳しく見ていきましょう。

トラブルを防ぐため

お客さんと恋愛関係になることで、一番心配されるのがトラブルです。
交際がうまくいっている間は良くても、別れたあとにお客さんが嫌がらせをしてきたり、ストーカー化してしまうケースもあります。
「別れたけど、まだ好きだから」とお店に通い続けたり、SNSでしつこく連絡を取ろうとするなど、セラピストが安心して働けなくなってしまうことも。
こうしたリスクを避けるため、お店側は最初から「お客さんとの恋愛は禁止」と決めていることが多いのです。

お店の信用を守るため

メンズエステは、リラクゼーションを目的としたお仕事であり、お店の信用はとても大切です。
しかし、もし「このお店のセラピストなら付き合えるかも？」と思われてしまうことが増えると、お店のイメージが崩れてしまうことにつながります。
セラピストと恋愛関係になることを目的に来店するお客さんが増えれば、お店の治安の問題にもかかわってきますよね。
これも、メンズエステのお店がお客さんとセラピストの恋愛禁止を明確にルール化している理由の一つです。

セラピストが退店してしまうのを防ぐため

お客さんとの恋愛が原因でお店を辞めるセラピストを出さないため、というのもメンズエステがお客さんとセラピストの恋愛を禁止している理由です。
メンズエステは仕事柄、お客さんと1対1の個室で施術を行わなければなりません。
交際が始まれば彼氏になったお客さんが、「他のお客さんにはどんな接客をしているの？」と気にし始めたり、「もうお店を辞めてほしい」と説得する可能性は十分にあります。
セラピストの退店はお店の損失になるため、そういった事態を防ぐためにも、お客さんとセラピストの恋愛関係を禁止しているのです。

メンズエステセラピストがお客さんのガチ恋に悩んだときの対処法

お客さんが本気でセラピストに恋愛感情を抱いてしまう「ガチ恋」。
こちらには何の感情もないのに一方的な好意を寄せられるのは、正直ストレスになりますよね。
ということで最後に、ガチ恋に悩んだときに試せる対処法をご紹介します。

仕事としての線引きをはっきりさせる

まずおすすめしたいのが、そもそもガチ恋客を増やさないためにも「お仕事として接客している」というスタンスを明確にすることです。
お客さんが勘違いしないよう、必要以上に親密になりすぎないように意識しましょう。
たとえば、施術後の会話を長引かせすぎると「自分に気があるのでは？」と思われることがあります。
笑顔で接客しつつも、適度な距離を保つことで、お客さんに「これは仕事なんだ」と理解してもらいましょう。
また、プライベートな質問には答えすぎないというのも大事なポイント。
プライベートな質問に真剣に答えていると、脈ありだと思われてしまうからです。
濁したり冗談でかわすなど、深入りされないような返答を意識しましょう。

しつこいお客さんには毅然とした態度を取る

もしお客さんの気持ちがどんどんエスカレートしてきた場合は、毅然とした態度を取ることが必要です。
たとえば、連絡先をしつこく聞かれたり「付き合ってほしい」と言われる場合は、笑ってごまかすのではなく「申し訳ありませんが、お店のルールでそういったことはできません」ときっぱり伝えましょう。

お店にNG対応をお願いする

お客さんのガチ恋がエスカレートしてしまい、自分自身での対応が難しくなった場合は、お店に「NG対応」をお願いするのも一つの方法です。
メンズエステでは、セラピストが特定のお客さんを接客しないようにするNGというシステムがあります。
お店によって対応は異なりますが、基本的には「このお客さんとは今後接客したくない」と伝えれば、予約を受け付けないようにしてもらえることが多いです。

• 連絡先交換など禁止事項の強要が激しい
• 店舗の外で待ち伏せされた
• 個人のSNSを特定された
• お店用SNSにしつこくDMしてくる

上記のようなことがあれば、場合によってはNGではなくお店そのものを出禁にしてくれるケースもあります。
無理に一人で対応しようとせず、自分の安全を最優先にしてくださいね。
お店側としても、セラピストが安心して働けるように配慮してくれるケースが多いので、遠慮せずに相談することが大切です。

まとめ

メンズエステでは、お客さんがセラピストに本気で恋愛感情を抱いてしまうケースが少なくありません。
しかし、お客さんと恋愛関係になることによってトラブルが発生したり、仕事を続けにくくなったりというリスクは大きく、実際、多くのメンズエステでは「お客さんとの恋愛禁止」というルールがあります。
もしお客さんのガチ恋に悩んでしまったら、仕事としての線引きを明確にする、お店に相談する、NG対応をお願いするなど、無理のない形で対処していきましょう。
トラブルを未然に防ぎながら安心してお仕事を続けるため、今回ご紹介した方法をぜひ参考にしてみてください。

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