日本のスパイスカレーは大阪発祥!歴史から分かる人気の理由もご紹介

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日本のスパイスカレーは大阪発祥!歴史から分かる人気の理由もご紹介

更新日: 2021-11-05地域情報
日本のスパイスカレーは大阪発祥!歴史から分かる人気の理由もご紹介

皆さんは、大阪発祥の「スパイスカレー」というカレーのジャンルをご存じでしょうか。大阪に住んでいる方はもしかしたら聞いたことがあるという方もいるかもしれません。もしくは、ずっと大阪に住んでいるけれど想像もつかない、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
最近ではテレビや雑誌で取り上げられる機会も多くなり、大阪の食文化の一つとしてじわじわと認知されているようです。

そんな大阪のカレー文化について、大阪の街との関係と併せて、以前関西テレビ放送「よ~いドン!」で興味深いお話が紹介されていたので、今回はその内容についてご紹介したいと思います。

大阪スパイスカレーの歴史とは?

大阪とスパイスカレーには切っても切れない関係があります。
その理由は、日本初のスパイスカレー発祥の地が大阪であることです。
大阪スパイスカレーの原点や、大阪の街とスパイスの関係には興味深いものがあります。
スパイスカレーを愛してやまない方はその歴史を探ってみてください。

【カシミール】大阪スパイスカレーの原点

大阪スパイスカレーの原点といわれているのが名店「カシミール」です。
1992年創業のカシミールを中心に、大阪のスパイスカレー文化は発展していきました。
カシミールは2023年現在も営業を続けています。
スパイスカレーの人気は現在でも高く、開店から早々に売り切れることもしばしば。
王道からなじみのないものまで、さまざまなジャンルのカレーを取り扱っています。
大阪スパイスカレーの原点を堪能したい方は、ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか。

大阪の街とスパイスの関係

日本初の国産カレー粉も大阪で発祥したとされています。
意外に感じる方もいるかもしれませんが、そこには、カレー粉の原材料である「スパイス」に深い関わりがあるようです。
大阪とスパイスの関係について鍵を握っているのは、「道修町通り(どしょうまちどおり)」です。
道修町といえば「小林製薬」「武田薬品」など、日本でも有数の製薬会社がオフィスを構えている場所でもあります。
カレー粉誕生の歴史は明治38年にさかのぼります。当時、道修町付近で薬問屋を営んでいた「大和屋(やまとや)」が、日本初の国産のカレー粉である「蜂カレー」を開発しました。
もともと薬問屋だったこともあり、漢方薬の中に含まれる唐辛子やウコンといった香辛料を調合し、日本初となるカレー粉を作ったようです。
その後、大和屋は「ハチ食品」に社名を変更し、現代でも大阪を拠点にカレー粉やレトルトカレーを製造する「元祖カレーメーカー」として、カレー文化の発展に貢献しています。

大阪スパイスカレーが人気の理由

大阪を中心に急増し、進化を続けている「スパイスカレー」。
最近ではテレビや雑誌などでも特集を組まれることが多く、一度は目にしたことがある方も増えているのではないでしょうか。
メディアでもよく取り上げられていることもあり、最近の流行グルメのように捉えられることもありますが、実は1990年代にはスパイスカレーの専門店があったくらいには古い歴史があります。
そもそもスパイスカレーとは、カレールーなどを使用せず、自由度・独創性の高いスパイス調合によって作られるオリジナルカレーのことです。
スパイスカレーが流行し始めた当時は、ジャンル分けにおいて非常に曖昧さがある食べ物でした。
しかし大阪では、新しいものやおもしろいものが好まれる傾向にあり、その曖昧さが功を奏し、県民性にマッチしたスパイスカレーが注目され人気を獲得していったそうです。

大阪で人気のスパイスカレー店2選

バビルの塔|カレー激戦区の火付け役

バビルの塔は、カレー激戦区である「裏谷四(うらたによん)」の火付け役ともいえるスパイスカレー店です。
スパイスカレーには使用されないような「干しエビ」「アサリ」などが使われており、お店独自のこだわりが伺えます。
うまみにとことん力を入れているバビルの塔は、オープンから数年経った今でも行列ができる超人気店です。
間違いないスパイスカレーを味わってみるなら、ぜひ一度足を運んでみることをおすすめします。

旧ヤム邸|1,000種類以上のスパイスカレーを提供

「旧ヤム邸」は、空堀商店街にあるこだわりをぎゅっと凝縮したスパイスカレー店です。
今までに生み出したスパイスカレーの種類は、驚きの1000種類以上。
さまざまな種類のカレーを楽しんでもらうため、一度作ったカレーは二度と出さないストイックさがあります。
大阪だけにとどまらず、2017年には東京進出を果たすほどの人気ぶりです。

大阪独自のカレー文化を深掘りして紹介

大阪では他県にはない独自のカレー文化が根付いています。
以下では、大阪発祥のカレーの食べ方や商品についてご紹介していきます。

生卵トッピングは大阪発祥

生卵トッピングは大阪発祥
カレーに生卵をトッピングする文化は有名ですが、実は大阪発祥であるのをご存じでしょうか。
大阪カレーの名店「自由軒」から、生卵トッピングが誕生しました。
自由軒とは、明治43年に大阪初の西洋料理店として創業した老舗です。
当時の卵は高級品として取り扱われていましたが、カレーにトッピングすることでマイルドな味わいを生み出しました。
さらに、栄養価においてもプラスの影響を与えるため、考案当時から大人気だったそうです。
また、ご飯とルーを混ぜ合わせる自由軒の「名物カレー」は、当時保温ジャーや炊飯器がまだないことで提供が難しかった熱々のカレーを提供する目的で考案されました。
名物カレーは現在でも愛され続けている存在ですが、当時の人々に受け入れられるきっかけになったのは、スプーン一つで食べられる料理であるためテーブルマナーを気にしないで食べられる点にあったといわれています。
本記事のテーマである「スパイスカレー」も混ぜて食べるスタイルですが、自由軒の「混ぜる」スタイルは、まさにスパイスカレーの走りといえるでしょう。

レトルトカレーの世界初は大阪

私たちの身近な存在であるレトルトカレーも、実は大阪発祥であるのをご存じでしょうか。
大阪に本社を構える「大塚食品」は、昭和43年に「何か違ったものを作りたい」との思いで、世界初の市販用レトルト食品「ボンカレー」を開発しました。
ボンカレーの課題は、2〜3ヶ月間しか賞味期限を保てないことにありました。
しかし、「真空パックした軍用携帯食」をヒントに、アルミパウチの商品開発を成功させ、飛躍的に賞味期限を保てるようになったのです。
賞味期限の課題をクリアしたことによって、1968年は阪神地区限定での販売でしたが、翌年の1969年には全国販売に至りました。
今でこそ多種多様なレトルトカレーを多く目にしますが、大塚食品によるレトルトカレーの開発努力によって生み出されたと言っても過言ではありません。
まさに大阪発祥の「偉業」と言えるでしょう。

さいごに

さて、ここまで大阪とカレーの深いつながりについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?スパイスカレーが流行していることは私自身知ってはいましたが、まさか大阪がスパイスカレーの発祥の地で、さらにカレー粉やレトルトカレーとも深い関わりがあるとは思ってもみませんでした。
スパイスカレーの流行の兆しのきっかけの一つになったであろう大阪府民の「新しいものが好き」「おもしろいものが好き」という県民性というのは実に興味深く、私は大阪ならではのとてもすてきなところだと思っていて、新しい物事にどんどん興味を持って、「やってみよか!」とポジティブに受け入れていく様が何とも好きだなあと思います。
少しずつ味変をして楽しんだり、見た目を楽しんだり、スパイスの奥深さを知るきっかけになったりと、まだまだ進化を続けるスパイスカレーの世界。もしまだ食べたことがない方がいらっしゃったら、ぜひ一度試しに食べてみてください。大阪には、ご紹介したように間借りをした期間限定や時間限定のヤドカリカレー店や、路地裏にひしめき合うスパイスカレー激戦区などもあり、スパイスカレーの文化を知ることはもちろん、大阪のディープな街並みや文化を発掘できるきっかけになるかもしれません。街の散策とともに、スパイスカレーの探索に出かけてみるのも楽しそうですね。

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リフナビ大阪編集部

筆者 リフナビ大阪編集部

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